アルバイトのスタッフが少なくて、新しい人が入ってこなくて、
「辞めたいのに辞められない!」
「どうしたらいいの?」
「ばっくれる前に絶対見るべき!7つの注意」に書いてあるようにバイトを突然ばっくれることは止めておくべきですが、ここでは人手不足で辞められない状況にある悩みを解決する考え方や方法をまとめています。
- 目次
バイトが人手不足!辞めたいのに…辞められない
バイト仲間に迷惑がかかるから…
あなたの責任感が強いほど、「私が辞めたらお店が回らない、迷惑かかるだろうな」と他のアルバイトのスタッフや仲間の心配をしてしまいます。
円満に辞められることに越したことはないですし、極力波風立たせずにバイトを辞めたい気持ちは分かります。
ではどうしたらよいのか、2つケースに分けて考えてみましょう。
1.本当に仲の良いバイト仲間なら、分かってくれる
辞める理由は様々で、ちょうど人手不足と重なってしまうこともあるでしょう。
しかしどうしても辞める理由があるなら、バイト仲間を信じて思いをぶつけてみませんか。
家庭の事情であったり、体調を壊していて続ける自信がなかったり、またほかにもバイトの時間よりも優先したいといった理由もあるでしょう。
もしあなたが真剣に悩んでいるなら、それを伝えると本当の仲間なら必ず分かってくれます。それは、相手もあなたのことが大切であり、仲間だと思っているから。
しかし、真剣に相手が分かってくれないならばそれはもう仕方ありません。
考え方の違い、環境の違いもあるでしょうし、関係性を見直すといった機会になるでしょう。
ここで、あなた自信がバイト仲間が分かってくれないだろうと思っている場合。
それは、自分自身の辞める理由に引け目を感じているからかもしれません。
また、嫌われたくないから辞められないのかもしれません。
誰かに迷惑がかかるから辞められないのもありますが、自分を引き止める本当の理由を考えてみましょう。
本当の仲間なら真剣に辞めることを伝える。伝わらなければ、または伝えようと思えないならば、次を見てみましょう。
2.自分の人生を大切にしているか考える
今はよくても将来のことを考えてみるとどうでしょう。
今、仲間に迷惑かけるから、嫌われたくないから辞めなかったとして、そのバイトがあなたの生活をずっと助けてくれますか?
もしあなたが学生ならば、アルバイトを優先したために就職活動に失敗しても納得できますか?
そのバイト先が就職を保障してくれたり、生活に困らない待遇があるならいいと思います。
しかしそうではないなら、自分にとって何が必要か考えてみるといいでしょう。
今だけを見てしまうと、いつまでたっても「誰かに迷惑をかけてしまう」と感じ、自分の人生を選ぶことはできません。
視野を広くして、生活する上で自分にとって今後の人生に大切な選択をしましょう。
次に自分よりも立場が上の人や、店長に引き止められた場合にはどうすべきかを説明します。
店長に引き止められてバイトを辞められない
店長にバイトを辞めないでくれと引き止められたり、人手不足により
「次の人が入ってくれたら辞めてもいいよ」
「代わりを見つけてくれない?」
と言われることがあります。
また辞めると伝えても、「シフトを入れておいたから」と仕事を入れられるケースもあります。
契約期間が定められている場合は別ですが、バイトをばっくれると「損害賠償が発生する可能性」があるにも書いてあるように、民法上「期限の定めのない雇用契約」において、辞表を出してから2週間で辞められることが法的に認められています。
よって、これによると店長の権限よりも民法があるわけなので、あなたはアルバイトを辞める権利があるということになります。
「○月○日に辞めます」と伝え、バイトには絶対に入れないと意思を強く持ちましょう。
もしそれで「君が来なくてお店に損害が出た場合は、責任とってよね」などと言われた場合には、労働相談センターに相談しましょう。力になってくれます。
人手不足だけじゃなくて、辞めたら生活も困るから…。
バイトは生活がかかっているので辞められない。しかし、今のバイトを今後続けることは困難という場合。
シフトの時間を調節して次のバイト先や仕事を探しましょう。
もし面接の時間が取れない場合でも、最近ならネットを使用して派遣バイトのエージェントに相談することもできますし、リゾートバイトの中から寮費・水道光熱費無料・食事付のものを選ぶという選択肢もあります。
とりあえず、動かないと現状は何も変わらないので、行動あるのみでしょう。
バイトが人手不足で辞められないときに辞める方法まとめ
バイトや仕事を、人手不足で辞めたいのに辞められないときに使える方法をまとめると、
- バイトの良き仲間なら、あなたの「辞める理由」を分かってくれる。だから感謝して辞める決意をする
- 自分にとって、今後の人生に大切な選択はなにか視野を広くして考える
- 店長に引き止められたり、辞めさせてくれない場合でも、民法によって辞められる権利がある
- それでも怖い場合は「労働相談センター」に相談する
- 生活の困難もあるなら、派遣エージェントやリゾートバイトも視野に
そして最後に、自分が動かないと何も進まないということです。
辞めたい…けれど辞められない。ではなくあなたの考え方が変えれば、辞められるのです。
「辞めます!」と強く決意して、今後の人生を一歩前に進ませましょう。