女性の悩み「仕事を転職するべき?」5つのお悩み処方箋

人間関係・ノルマ・やりがい、仕事に悩みはつきません。

この不満やストレスは「仕方がない?」 もしくは「今、転職するべきタイミング?」
そのような悩みの処方箋になるよう、5つのシーンを参考にしてもらえればと思います。

その1、残業ばかりの毎日・・・これでは身体が持ちません。

販売や接客などのサービス業で働く女性は、長時間ヒールパンプスを履いての立ち仕事で思わぬ体力を消耗します。
デスクワークで働く人も残業は毎日当たり前。帰宅時間が深夜になる日が続くと身体も悲鳴を上げます。

「やりがいのある仕事だけど、身体がきつい。」

きっとそんな人は、人一倍責任感が強い人だと思います。自分に厳しい人ではないでしょうか。

完璧を求めようとするから頑張りすぎて、このままではあなたの身体が悲鳴を上げてしまいます。身体が資本。健康でなければ働くことができません。
頑張りすぎのあなた自身を褒めてあげてあげましょう。これからは満点じゃなく80点で十分です。

自分ひとりで抱え込まないで周りの人に相談、協力してもらう。
「まぁこんなものか。」この少し軽い気持ちが、力が抜けて心も体も楽になります。

その2、お局様がうるさくて我慢できません。

お局様の口出しや干渉、上司の嫌味な言葉など職場の中で人間関係の悩みは尽きないと思います。
そんなあなたは仕事に誇りをもって取り組んでる人ではないでしょうか?

だから周りの行動、言動にイライラしたり我慢できなくなり悩み込んでしまう。

苦手な人の言葉を全て素直に受け取るのではなく受け流すぐらいが丁度よいのです。
「見ざる。言わざる。聞かざる。」の気持ちで相手の欠点や過ちに口を出さないでいること。

あなたのイライラを誰かに聞いてほしい気持ちは分かりますが、口に出すことで不満は募るだけです。きっと他の職場に転職しても、自分に合う人が多いか少ないかで「この問題」がなくなることはありません。

不満はどこにでも落ちています。あなたのために、自分に優しくするために受け流してあげましょう。

その3、人間関係は良好だけど仕事にやりがいが持てない。

これは今の業務を一通り把握できてやりこなせる人が思うこと。
また、現在の仕事に魅力を感じない。この先の仕事に希望が持てない。とも考えてはないですか。

でも「他にどんな仕事がしたいか分からない」「転職は大変そう」と、とりあえず今の職場に務めている。このような女性も多いはず。
そんな人は一度些細なことでも、今の職場で何か目標を持って仕事に取り組んでみませんか。

ある企業では、「1ヶ月ごとに従業員が業務の中で改善した内容を報告する」ことを義務付けしていると伺いました。
会社が従業員に目的を持ちながら意識して仕事をするよう目を向けさせてるんですね。素晴らしいことだと思います。

業務の効率化を考えながら仕事をする。これも目標の1つだと言えます。
与えられた仕事行うのでなく、新しく仕事を生み出し作り出していくことで、やりがいを見出すこともあるでしょう。

その4、ノルマが厳しくストレスが溜まるばかりです。

販売職に携わる人はこの悩みの壁にぶつかることがあるのではないでしょうか。
売り上げが思うように上がらないと、自分にこの仕事は向いてないのではと自問自答し悩みます。

けれど、あなたが今の仕事を選んだきっかけは何でしたか?

それは人と接することが好きだからではないでしょうか。

売り上げが気になると、原点をつい忘れかけてしまいます。
最近の接客態度を振り返って見てください。あなたはお客様に強引な態度をしていませんか。

「初心忘れるべからず」。ことわざ通り、人間は慣れてしまうとつい傲慢な態度になりがちです。販売の仕事は特に初めの新鮮な気持ちを忘れず謙虚な態度で接客する心掛けが大事です。

売り上げは後からついてくるもの。まずはあなたの接客を見直してみましょう。
ノルマではなく、自分のしたいこと・原点に戻ることで仕事に対する意識が変わり、あなたのストレスの感じ方が軽減されます。

その5、人事異動の辞令が出た・・・これってどういう意味?

職場や部署の異動、多くの社会人に遭遇する出来事です。もし断るのであればそれは退職を意味するもの。
そもそもなぜ自分に辞令が出たのか原因を知りたいですよね。辞令を断ることはできなくても知る権利はあります。

上司に聞きにくいかもしれませんが、ここは勇気を持って「どのような理由で異動が決まったのですか。」と尋ねてください。

まず辞令が出たことにマイナスイメージを持つのではなく、辞令が出た背景をまずあなた自身で明確にすること。そこには、会社があなたをどう評価しているのかを知る良い機会でもあるはず。

会社があなたの仕事ぶりを見て、違う部署の方が適してると考え処理したのかもしれません。
移動した先が、あなたの能力を欲していたのかもしれません。

明確にし、納得した上で異動する。それがあなたの心の中のモヤモヤをなくす解決法です。
そして異動先は、新たな環境で一から人間関係を築くものですからある意味新しい転職先とも考えれますね。
気持ちも新たにして勤められるのでないでしょうか。

最後に

今の職場にとどまるべきか、転職するべきか、選択の答えを出すのはあなたです。

まず、そう思ったきっかけである悩みを把握したうえで転職することで解決できる問題か、できない問題なのかを考えるべきです。

転職はタイミングによっては簡単ではありません。女性なら年齢や立場により難しくなります。それを踏まえて正しい判断をしなくてはなりません。

今回お悩みの打開策はどれも考え方の切り替えです。
少し頭を柔軟にし、今までとは違う視点で捉えてみましょう。

例えば、自分本位で考える事が多い人なら相手本位の見方で接してみる。

もしかしたら悩みの中には「あなたが生み出したもの」があると気づくかもしれません。
この気づきの力を身につけることで、あなたの悩みを軽くし、正しい判断ができることでしょう。