新卒1ヶ月~3ヶ月で退職→就職活動→面接官が納得の退職理由

新卒で入社した会社を1ヶ月~3ヶ月以内に辞める人は多くいます。

しかし辞めたはいいものの、第二新卒としてあらたに就職活動をする上で面接は逃れられません。そのとき退職した理由をたずねられると、どう答えれば正解なのでしょうか?

このページでは短期離職者が面接で話す退職理由に対して、“面接官が思っていること” を解説すると共に、返答のアドバイスを記しています。

もくじ
  1. 新卒で辞めた人のよくある退職理由
  2. 面接官や人事の考えと、その対策
  3. 短期間で会社を辞めた人の今後は?

新卒で辞めた人のよくある退職理由の例

以下は面接時に、新卒で入社した会社を1ヶ月~3ヶ月以内に辞めた人の“よくある”退職理由の例です。

【退職理由その1】

自分が聞いていた仕事内容とかけ離れていました。私は1つの会社で一生働くことを考えておりましたので、3ヶ月と早くはありましたが将来を見越した上での判断でした。御社でぜひとも働かせていただきたいです。

【退職理由その2】

前の職場は仕事や待遇に対して不満もなく、人間関係も良好でした。しかし学生時代からずっと興味のあった出版業界で働きたいという想いが強く、辞めることにしました。

【退職理由その3】

理想としていた仕事と現実がまったく違い辞めました。事前調査が甘く、また何も社会貢献していないにも関わらず、辞める判断が早かったことを、いたく反省しております。

これらの理由について面接官や人事はどう受け止めているのでしょうか。

面接官や人事の考えと、その対策

面接官は、新卒で早々に離職した人をどのような理由であっても”考えが甘い”と思っています。

もしあなたがブラック会社に勤めていて退職せざるを得ない理由があったとしても、どれほど大変だったか確認できませんし、具体的な理由が良いイメージつながることも、まずありません。
体調など仕事以外のことが原因ではない限り、社会人として意識が低く見られるのは当然であり現実です。

しかし大事なのは、その現実をしっかりと受け止めた上で、反省を生かして前を向いているか?といった点にあります。

具体的な対策を解説します。

対策: 面接官の「不安を減らす」退職理由の例

新卒1ヶ月~3ヶ月と短期で退職した人はスタートから印象がよくありません。

対策: 面接官の「不安を減らす」退職理由の例

(もし採用しても、また辞めるんじゃないか……)
(やりたいことがあると、また別の道に進むだろうな……)

よって少しでも印象を良くするために、面接官の不安を崩すことが重要になります。
上で例に出した【退職理由その3】をベースにして、少し言い換えてみましょう。

理想としていた仕事内容と現実が違い退職しました。これは事前調査が甘かったこともそうですが、なにより辞める判断が早く社会人として意識が低かったと、いたく反省しております。

自分の考えを見直し、同じ失敗を繰り返さず御社で長く働きたいと思っております。どうぞ宜しくお願いいたします。

この退職理由のポイントは4つあります。

1. 事前調査が甘かった
入社する前の自分の非を、現在は理解していることが伝わります。
2. 辞める判断が早かった、反省している
会社は1人採用するだけで驚く程のコストがかかります。また新卒入社の人員に利益を期待することは難しく、長く働いてくれることを考えた上で採用をしています。
このことより1ヶ月~3ヶ月で辞められてしまうと会社にとって大きな損失となるのです。

ただここで大事なのは、この損失を理解することではありません。
面接官に「早く辞めたこと」で失ったものがある現実を認め判断の甘さについて反省していることを伝えることが大事なのです。

3. 同じ失敗を繰り返さない
社会は同じ失敗を繰り返す人材を欲しいと思いません。
1と2より学んだ反省点を次に生かそうとする姿勢を表現しましょう。
4. 長く働きたい
退職理由の最後は、前向きに次を見据えるポジティブな言葉で終わりましょう。
ネガティブな言葉で終わるよりも大きく印象が変わります。

これらのことより、面接官に「間違いを理解できる」「素直に非を認める」「反省を次に生かす」「長く勤める気がある」という人材を表現することできるのです。

さいごに。新卒入社から短期間で会社を辞めた人の今後は?

履歴書には数ヶ月で退職した事実が残り、それは今後の就職活動に大きく影響します。

あなたが採用する側の立場になり、数ヶ月で会社を辞める人と、自分の貯金を崩してでも一緒に働きたいかどうかを想像すると分かりやすいかもしれません。

ただ、大事なことは今後どう行動するかです。
会社を辞めることで得るものもあり、あなたが新たに専門学校に通ったり独学で別の道に進むのもいいですし、アルバイトで生計を立てながら就職活動をするのも選択肢の1つでしょう。

今後、大企業に勤めることは難しくても、中小企業なら面接次第で入社できるチャンスは十分にあります。人は失敗することで多くを学び、そこを重要とする採用担当者も、また多くいます。

あなたの将来のために、現実を見つめた上で「今」何ができるか考え、行動に移してみましょう。

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