好きなことや趣味を活かす仕事がしたい!と思いませんか。
ここではあなたの「好きなこと」の延長線上にある、転職に有利なおすすめの「資格」9つをご紹介します。

将来性抜群の重宝する資格を取りスペシャリストを目指しましょう!

『食』料理や食べることが好きな人

調理師

調理師

国家資格であり名称独占資格(有資格者以外は名乗れない資格)です。

試験はマークシートの筆記試験だけなので、想像よりも難しくはありませんが受験資格が要ります。
調理師専門学校を卒業するか、2年以上調理師業務に従事した証明が必要となるでしょう。

また、パート・アルバイトの場合は週4日以上で1日6時間以上の勤務であれば受験資格が与えられます。
期間は通年かトータルの年数でも良いので、受験資格をクリアしている人はぜひ受けることをお勧めします。

職場は飲食店だけではなく学校、病院、スーパーなど幅広く活躍できる資格です。

フードコーディネーター

一言でいうと食のプロフェッショナルの資格です。民間資格ですが1級から3級まであり、難易度の高い1級は食のプロとして大手のフード業界で幅広く活躍できるレベルです。

調理師や栄養士の資格を持つ経営者が、事業の拡張目的で取得するケースが多く、料理教室を開きたいと考えてる人は食のアドバイザーとして役立つ資格です。

またこれ以外でも食に関する資格は近年増えています。食生活アドバイザー・メディカルハーブ検定など、それだけ食の安全や健康志向に興味を持つ人が増えていると言えます。

『美容』美や癒しが好きな人

ネイリスト技能検定試験

ネイリスト技能検定試験

ネイリストになるには「ネイリスト検定2・3級」「JNAジェルネイル検定」の資格取得を目指しましょう。

通信教育でも資格を取得することができ、同時にネイリストに必要な用具も一式用意されていることが多いので安心。費用は約10万前後です。

将来性

最近はジェルネイルが普及してることから、今後は2010年から始まったJNAジェルネイル検定の重要度が高まりそうです。
ネイリストは将来独立も可能で、スペースも取らないため自宅の一室を改装して営業できます。
口コミやホームページで集客したり運営の仕方と、腕次第では将来性のある仕事です。

『住』雑貨やインテリア、風水が好きな人

インテリアデザイナー

女性に人気の資格ですが、難易度は少し高めです。
1次・2次試験と行われ、例年の合格率は25%前後というデータが出ています。

最近はリフォームの需要が高くなってるので、将来性が高い資格であり、活躍できる場もインテリアショップから住宅メーカー、リフォーム会社など幅広く存在します。

また女性の合格率7割といったところから、女性特有の資格だと言えます。
これには仕事内容が生活と直結し、センスも要求される仕事だからでしょう。

宅地建物取引士

男性女性問わず人気のある資格で、不動産売買や賃貸の仲介で必ず必要な国家資格です。

不動産事務所を営業する場合、5人に1人以上の割合で宅地建物取引士の資格を持つ人を配置する義務があり、ニーズが高い資格です。

宅地建物取引主任者から名称が変更し「宅地建物取引士」になったことで、より不動産業の専門家と位置づけされました。

毎年の受験者数は20万人弱で、合格率は平均15%と不動産関係の在職者でも容易に合格しない難関な資格です。今後においては、平成27年4月より宅地建物取引業法が一部改正されるこにより、試験内容の難易度も再検討する可能性があります。

『IT』パソコンやネットが好きな人

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

マイクロソフト製品のバージョンによって試験があります。
この資格を取ることで、オフィスでよく使用するソフトを一通り使いこなせると証明できます。

女性の転職事情】未経験でも事務で働くたった1つのスキル!」にも記事にしていますが、多くの企業がPCスキルを必須としてるので、事務系の仕事や派遣で働く人は当然、職種に関係なくメリットになる資格です。

転職や再就職、また妊娠出産などでブランクがある女性等、履歴書に書くことでアピールポイントの1つになります。PCスキルを証明するものとして受けてみてはいかがでしょうか。

勉強方法は書店で販売している参考書やインターネットにも情報がたくさん載っていますので、比較的費用も少なく済みます。

『お金』お金の管理・数字が好きな人

ファイナンシャルプランナー(FP)

「生活設計アドバイザー」と言われ税金、保険、年金の幅広い知識で顧客のライフプランをご提案するお仕事です。
また自分の生活でも役立つ知識であり、男女問わず中高年の人も資格を取る人もいます。

試験は国家資格(FP技能士)と民間資格(AFP・CFP)の2種類で、FP技能検定は1級から3級まであり、3級は特に受験資格はありません。

試験内容も生活の中で関わってくるお金の知識がベースなので、初めて学ぶ方も抵抗なく勉強できます。
銀行や証券、保険会社では従業員に業務と関連するのでFP技能士を推奨しています。他の業界にも携わるので、転職に有利に働く資格です。

簿記検定

簿記

複数の検定があり人気があるのは「日商簿記検定」です。
簿記=経理業務と思われますが、簿記は企業会計の知識を理解する資格なので、経理業務に直接結びつかない部署でも役立ちます。

1級まで取得すれば税理士の受験資格が得られ、また経理系の仕事に就きたい、転職を考えてるのなら2級を取得を目指しましょう。

ただ3級を飛び越えて2級を受ける場合は独学ではなく通学か通信教育での勉強が必要です。

簿記検定の知名度は抜群で転職に有利な資格です。

社会保険労務士

人事や総務部で健康保険や雇用保険、厚生年金などの各種社会保険を扱うために必要な資格です。

書類作成の中には繊細な部分もあり、近年女性が増加してる資格でもあります。
受験資格に短大卒以上の学歴か一定期間の実務経験が必要になります。

試験の難易度

試験が年に1回「8月の第4日曜日」なので、受験のチャンスは他の資格に比べて少なく合格率も10%弱と難易度も高いです。
試験内容は幅広いため独学では難しく、科目ごとに40%以上、また試験全体で60~70%以上の正解が合格ラインのため、バランスよく学習しなくてなりません。

しかし、国家資格であり独立も可能なので受験者は年々増えており、また現在社労士の人材が不足しているため転職にはこの資格があれば引く手あまたです。
難しいですがチャレンジする価値がある資格でしょう。

まとめ

以上、日々の生活から仕事まで活かせる資格をまとめました。
好きなことを仕事にすると、毎日が生き生きと活気に満ち溢れるでしょう。転職や仕事の復帰に役立ててみてはいかがでしょうか。