保育士『転職用』履歴書の書き方 退職理由に困ったときの例文

保育士の方が仕事をしながら抱える悩みは「園内に嫌いな人がいる」「サービス残業が多い」「給料が安い」などで、これらを理由に違う園に転職を考える人が多いようです。
前職も保育士として勤務していると、辞めた理由が筋の通った内容でないと採用者は納得しません。
今回は転職するとき履歴書に使える退職理由を3つ例文でご紹介します。

保育園を辞めた理由の書き方

書き方のポイント
  • 辞めた理由はポジティブに
  • 転職先で実現していきたいこと

転職理由に一番悩むところが以前の退職理由です。面接でも「なぜ辞めたのか」「どうして転職しようと思ったのか」質問されやすく、ここであなたの仕事に対する姿勢を感じとる目的があります。

ネガティブな言葉は使わない

前の保育園を退職した理由はどうしてもネガティブな言葉になりがちです。履歴書は自分の言葉で書くことが大事ですが、ありのまま記入するとただの愚痴になり、雇っても長く続かないのではないかと不信に思われます。

プラスに置き換えて書く

辞めた理由はポジティブに言い換え、転職することで辞めるきっかけとなった原因が改善されることを伝えます。あなたの目指す働き方を合わせて書き前向きな姿勢を表現しましょう。

ポジティブな退職理由の例文

1.人間関係が理由

×ネガティブな表現:「園長や園内スタッフ同士や保護者と上手く付き合えないため」

【例】園長の運営方針の違いから保育に対する思いが共感できる園で自分の力を発揮したいと考えました。

2.過労による理由

×ネガティブな表現:「人員不足による仕事の負担が多く業務時間内で終わらない。仕事を自宅に持ち帰り作業するため自分の時間がとれないため」

【例】業務に追われ本来の保育士として大切な子供との関わりが疎かになっておりました。これからはそれぞれの子供に合った接し方をしたいと考えました。

3.給料、待遇による理由

×ネガティブな表現:「仕事内容の割に給料が低い、残業代が払われないため」

【例】もっと保育士としてのキャリアをアップして経験を積みそれに見合う評価をしてもらいたいと考えました。

志望動機に書くときは

保育士の転職に成功するためには、志望動機の書き方が大切です。
退職・転職理由と合わせてこの園で働きたい理由を書きましょう。
園の理念や保育方針などそれぞれ特徴をインターネットなどで調べてみるのも1つの方法です。

  • 「何のために」
  • 「何をしたくて」
  • 「なぜその保育園なのか」

この3つを志望動機に記入しましょう。