保育士から違う職種へ「履歴書の書き方」転職に使える4つの志望動機

保育士を辞めて別業種に転職を成功させるには新しい仕事に今までのスキルとキャリアがどこまで活かすことができるのかです。

今回は、履歴書の志望動機や職務経歴書に使える事務、販売、受付、介護の4つの職業の例文をご紹介しますので参考にしてください。

目次

志望動機の例文

1.保育士から事務職へ

転職理由
園内での人間関係にうんざり。女性ばかりの職場から離れて仕事をしたい。

一般事務の正社員に応募

※転職理由の人間関係の問題は職業が違ってもあり得ることなので伏せて記入。

保育士として6年間勤務しておりました。体力勝負でしたがとてもやりがいのある仕事だと誇りを持って仕事をしていました。

勤続年数を重ねるうちに、保育の仕事だけではどうしても視野が狭くなるため、外に目を向けられている企業で視野を広げて働きたいと思うようになりました。

貴社はアジアなど日本だけではなく海外にも支社があり、商品開発などグローバルに展開を行われていることに興味を持ち魅力を感じます。

保育士の業務の中に資料作成はありますが、事務職は初めてなので仕事に支障がないよう訓練校に通い、一般企業に必要なパソコンスキルの資格を取得しました。

保育士で培ったコミュニケーション力と創作意力を活かし貴社でスキルアップの目標を持ちながら仕事に取り組みたいと考えております。

2.保育士から接客業へ

転職理由
結婚をするために今の住まいから離れた場所へ引越しをすることに。これを機に保育士以外の仕事をやってみたい。

アパレル販売のアルバイトに応募

洋服店の様子

結婚で引越しすることになり、前職場は通勤できなくなり退職いたしました。

保育士の仕事で大切にしていたことは、子どもは常に気をかけておく必要があり目を離さいように細心に注意を払うこと、また保護者とのやりとりも頻繁にあるため臨機応変な対応を心がけていました。

販売職は初めてですが洋服をコーディネートすることは好きなので、色々な雑誌を購読し参考にしています。

保育士で働いた経験を活かして、お客さまの気持ちに寄り添って考えられる接客ができる販売員になりたいと思います。

また、貴社は子供服ブランドもあるので、保育士の知識が役立てれる仕事ができるのではないかと思い志望いたしました。

3.保育士から医療系へ

転職理2由
サービス残業や持ち帰り仕事の多さから、どにかく残業の少ない仕事がしたい。

歯科助手受付の正社員に応募

歯科助手女性

子どもが好きで触れ合える保育士の仕事に就きましたが、実際働いてみると拘束時間が長く常に子どもと接することで体力を使います。

若い時はやってのけても年齢が上がって保育士として続けていくには、体力的に不安な気持ちを抱き違う職種への転職を考えました。

保育士を目指すときに歯科衛生士とどちらかで迷った時期があったので、興味のある歯科医院で働きたいと思いました。

歯科医院には子どもから年配の人まで幅広い年齢層の方が来院されます。
保育園の勤務時は子どもが不安な気持ちになってはならないため、常に笑顔で接するようにしていました。

患者様の不安な気持ちが少しでも和らげる応対ができるように、保育士の経験を活かしていきたいです。

4.保育士から介護職へ

転職理由
保育士の仕事に魅力を感じなくなった。資格を活かせれる他の仕事をしたい。

デイサービスのアルバイトに応募

保育士のハードな仕事を理解して飛び込んだ世界ですが、日々の業務、子どもの付き添い、保護者とやり取りに追われ、気がつくと笑顔が消えている自分に気が付きました。

子どもの無邪気な笑顔が好きで保育士になったのに、自分が笑顔で接しられないことに不甲斐なさを感じました。
これをきっかけに一度保育の仕事から離れて客観的に見つめ直そうと思いました。

保育士資格を持っていれば、1年間養成施設の勉強で介護福祉士になれることを知り介護について興味を持ち始めました。

これまでのスキルを活かして介護福祉士を目指すことは、保育と介護の両方の仕事から活躍の場が広がり自身の成長にも繋がると考えています。

特に貴社はレクリエーションに力を入れられているということなので、保育園でのお遊戯や歌や工作や子どもに対する気配りなどを活かせればと思います。

就活している保育士の方

転職に苦労されている方、あきらめないで粘り強く就活することで必ず道は開けます。それには軽率な動機にならないように気をつけることです。

保育士の長所は字のきれいさです。ぜひ、履歴書はパソコンで作成するのではなく手書きで心をこめて書きましょう。